
エア・ウォーターは9日、11月14日に予定していた2025年4〜9月期の連結決算の発表を延期すると発表した。子会社などで不適切な会計処理が発覚し、9日に設置を決めた特別調査委員会による調査に時間がかかるためと説明している。延期後の決算発表予定日については「決定次第速やかに公表する」という。
エア・ウォーターによると、7月に子会社の日本ヘリウム(川崎市)で損失の先送りが自主点検で発覚した。その後も調査を進めたところ、エア・ウォーター社内や別の子会社2社でも不適切な会計処理をしていたことが分かった。
エア・ウォーターは弁護士ら外部の専門家による特別調査委員会で不正のあった金額や原因の究明などを進める。

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