日本ペイントホールディングス(HD)は、300億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。発行済み株式総数(自己株式を除く)の1.5%にあたる3500万株を上限に買い付ける。取得期間は2025年10月10日〜26年2月28日まで。同社が自社株買いを実施するのは12年ぶり。
同社は「株主価値最大化」のため積極的なM&A(合併・買収)によって継続的に1株当たり利益(EPS)を積み上げる方針を掲げている。3月には米化学素材メーカーのAOCを約6300億円で買収した。自社株買いの理由について同社は「過去5年間における競合他社を上回るEPS成長や将来の成長見通しを考慮すれば、株価は非常に割安な水準にある」とする。
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