
YKKAPは10日、インドの主力製造工場へ2026年度までに10億円規模の投資を実施すると発表した。アルミ押出形材の生産ラインを増設し、年間の生産能力を現在より17%高める。経済成長が続くインドで高まるアルミ建材への需要に対応する。
子会社ボルーカのインド南部にあるマイスール工場の設備を増強する。8日には新たに押し出しラインを導入し、生産ラインは3台から4台に増えた。年間の生産能力は2000トン増え1万4000トンになる。
26年度までにアルミを溶かす鋳造設備なども更新する予定で、投資額は合計で6.2億インドルピー(日本円で約10億4000万円)となる。
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