JR東日本が公表した2024年度の駅別の1日平均乗車人数(降車は含まない)ランキングのトップは、新宿駅の66万6809人(前年比2.5%増)だった。多くの企業が集積し、駅周辺には百貨店や歓楽街があり人流が途絶えることのない街。京王電鉄、小田急電鉄、東京メトロ、都営地下鉄からの乗り換え客も多数、
2位池袋の49万9128人(1.9%増)、3位東京43万4564人(7.6%増)。以下、横浜、渋谷、品川、大宮、新橋、秋葉原、北千住と続いた。トップ10の顔ぶれ・順位とも前年と同じ。上位100駅は軒並み前年度より乗車人員が増加した。
都心部の環状線・山手線全30駅の乗車人員を抽出すると、新宿から98位の駒込(4万3540人)まで26駅が100位圏内に入った。100位以下は田端、目黒、鶯谷、高輪ゲートウェイの4駅。鶯谷駅は2万4460人で新宿とは27倍以上の差がある。山手線最下位の新駅高輪ゲートウェイは1万4209人だったが、2020年開業の新駅で周辺開発の途上にあるため、伸びしろがあると考えられる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。