
平将明デジタル相は12日のTBS番組で、米オープンAIの動画生成AI(人工知能)サービス「Sora2」に対して著作権侵害の懸念が出ていることへの対応を説明した。同社に対し、事前に同意を得る「オプトイン」の方式をとるよう要請していると明らかにした。
現在は著作権者がキャラクターなどの無断使用を拒否しない限り表示を続ける「オプトアウト」の方式となっている。
Soraは文章で指示すると簡単に動画を作成できる。最新版のSora2をめぐっては「ポケットモンスター」など日本のアニメキャラクターに酷似した動画が作成されていることが問題視されていた。
オープンAIは3日、著作権に配慮した修正を施す方針を表明した。
平氏は7日の記者会見で、オープンAIと直接やりとりしているとしたうえで「(同社に)自主的な対応を強く求め、改善されない場合は政府としての対応を検討する」と述べていた。
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