苦しむ小規模企業

信用調査会社の東京商工リサーチが発表した。件数は増えたものの、負債総額は6927億7200万円で、前年同期に比べて49.6%減少した。

零細企業の倒産が目立ち、全体件数の89.7%が従業員10人未満の企業だった。前年同期比では1.8%増えた。

「人手不足」を理由とした倒産は202件で過去最多となった。前年同期に比べて33.8%増。内訳は「求人難」66件、「従業員退職」64件、「人件費高騰」72件だった。人材の流動化などが進む中で小規模企業の経営が苦しくなっている。

【資料】

  • 東京商工リサーチ「2025年度上半期(4-9月)の全国企業倒産5,172件」

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