東京商工リサーチが保有する全国160万5166社のデータベースの分析で、“メインバンク”として選ばれている銀行は三菱UFJが12万7264社(シェア7.93%)でトップ。2013年の調査開始以来、15年連続で首位をキープしている。以下、三井住友10万1697社(6.34%)、みずほ8万840社(5.04%)が続く。3メガバンクの占有率は19.3%と圧倒的な強さを誇るが、10万社を超えじわじわと三菱UFJとの差を詰めつつある住友に対し、みずほがやや遅れを取っている。
4位以下にはりそな(4万511社)、北洋(2万8462社)、千葉(2万4203社)、福岡(2万3214社)と地銀の雄が並ぶ。
信用金庫のトップ3は京都中央、大阪シティ、多摩。信用組合は茨城県、広島市、長野県だった。
前年と比較したメインバンク増加率では、GMOあおぞらネット銀行が120%増(1958社)で断トツトップ。2位NTTドコモが買収を発表した住信SBIネット銀行51.1%増(1750社)。以下、PayPay銀行18.6%増、楽天銀行16.9%増とネット銀行の存在感が増している。
【資料】
- 東京商工リサーチ「2025年 全国160万5166社のメインバンク調査」
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