
再生可能エネルギー大手のレノバは14日、静岡県のバイオマス発電所の稼働を再開したと発表した。ボイラー周辺の設備で不具合が起きており、点検や補修工事をしていた。発電所にはレノバのほか中部電力や鈴与商事が出資している。
10日に御前崎港バイオマス発電所(静岡県御前崎市・牧之原市)の通常操業を再開した。設備容量は約7万5000キロワット。今年1月に稼働したが、6月にボイラーの周辺設備から漏水が見つかった。当初は9月中をめどに再開する予定だったが、必要部材の納入に時間がかかったことなどを理由に延期していた。
2026年3月期の業績への影響は現時点において軽微とした。稼働停止によって売上高にあたる売上収益は減る見通し。ただ、事前に想定外の稼働停止を織り込んでいたことや、今回の補修工事によって26年予定の定期点検が不要になったことなどを加味した。
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