
日本フランチャイズチェーン協会(東京・港)が20日発表したコンビニエンスストアの7月の既存店売上高は、前年同月比2%増の1兆359億円だった。5カ月連続で前年実績を上回った。暑い日が続き、ソフトドリンクや酒類、アイスクリームの売れ行きが好調だった。揚げ物などの「レジ横」商品やおにぎりの販売も伸びた。
既存店の来店客数は0.2%減の14億350万人で、2カ月ぶりのマイナスに転じた。既存店の平均客単価は2.2%増の738.1円と7カ月連続のプラスだった。猛暑で客足が遠のいた一方、菓子メーカーや人気映画とのコラボなど販促施策が客単価を押し上げた。暑い時期に食べたくなる辛い味付けの商品拡充も単価の伸びに寄与した。

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