ダイヘンが手掛ける「蓄電池パッケージ」

ダイヘンは14日、日本蓄電池が手掛けるNC唐津市相知町蓄電所(佐賀県唐津市)に蓄電池などの機器を納入したと発表した。パワーコンディショナーや蓄電池、変圧器などをパッケージとして納入する。ダイヘンが日本蓄電池に納入するのは初めてで、2025年度に設置予定の複数の蓄電所に納める。

同蓄電所は、再生可能エネルギーの需給調整に加え、日本蓄電池が唐津市と締結した防災協定に基づき災害時に電力を提供する蓄電所の一つ。ダイヘンが国内で導入した蓄電池システムで初めて、停電しても自動で運転できる機能を搭載した。容量は8146キロワット時で72時間で約470世帯分の電力を供給できる。

ダイヘンは、再生可能エネルギー向けの蓄電池関連事業を成長分野と位置づけている。同事業の2025年度の売上高は100億円を見込む。

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