コスモス薬品の東光寺店(福岡市)

コスモス薬品が14日発表した2025年6〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比微増の81億円だった。同一地域に集中出店する「ドミナント」戦略で店舗網を拡大したほか、全体の約6割を占める食品が8%増収となり、売上高は4%増の2723億円だった。

コスモス薬品は地盤の九州を中心に、関東や中部などの新商圏での出店も進めている。6〜8月は関東に2店舗、中部地方に4店舗など計12店舗を出店した。店舗数は25年8月末時点で1620店舗となった。

26年5月期通期の業績予想は据え置いた。売上高が前期比5%増の1兆570億円、純利益は微増の310億円を見込む。

【関連記事】

  • ・「メガドラッグ」競う コスモスは食品6割、調剤も成長余地
  • ・コスモス薬品、再編横目に1兆円 安売り・積極出店支える効率経営

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。