今治造船の丸亀工場(香川県丸亀市)

日本船舶輸出組合(東京・港)が発表した4〜9月の輸出船契約実績(受注量)は前年同期比35.7%減の432万総トンだった。受注隻数は93隻で、前年同期(155隻)から4割減った。同期間の実績として、いずれも2年ぶりの減少となった。

船種別ではコンテナ船など貨物船が10隻、鉄鉱石などを運ぶばら積み船が74隻だった。タンカーは9隻だった。国内の造船所は人手不足が続いており、新造船の需要に対応し切れていない。

9月単月の輸出船契約実績は前年同月比2倍の68万総トンだった。6カ月ぶりに前年同月を上回った。9月末の手持ち工事量は609隻で2927万総トンとなった。約3.5年分に相当する。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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