
日本調剤は15日、12月19日に上場廃止となると発表した。9月に投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(東京・港)によるTOB(株式公開買い付け)手続きを終えている。発行済み株式から自社株を除いた株式のうち、議決権の72.8%に相当する2182万9548株を約857億円で買い取った。
残りの株式を少数株主から株式併合で買い上げるスクイーズアウト(強制買い取り)を実施する。完了後にアドバンテッジ側が創業家の持ち分を譲り受ける。日本調剤は11月18日に臨時株主総会を開き、株式併合と定款の一部変更を諮る。上場廃止後の12月23日に日本調剤の584万株を1株に併合し、発行済み株式総数を5株にする。
【関連記事】
- ・日本調剤、アドバンテッジが1178億円で買収発表 薬局のDX推進
- ・日本調剤をアドバンテッジが買収 株式を非公開化、総額1000億円強
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。