
「俺のフレンチ」などを運営する俺の(東京・中央)は15日、炭火焼きステーキ業態を始めると発表した。A5ランクの黒毛和牛など品質の高い肉を炭火で焼くのが特徴で、訪日客やビジネス客の需要を見込む。2026年4月までに今回の業態を含むステーキ業態をさらに3店増やす。
17日に東京都渋谷区に「俺の炭火焼ステーキ」の1号店を開く。客単価はランチが3000円、ディナーは6000円を想定する。
同社は「俺の」ブランドの飲食店を東京都内を中心に64店舗展開している。訪日客に人気の高い、肉を主体とした店舗を増やしている。2025年に「俺の焼肉」を大阪府や福岡県などで3店舗を開業した。9月にはステーキ業態「俺のステーキ」を東京・歌舞伎町に開いた。同店では外国人客が約2割を占めているという。
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