SMBC日興証券の吉岡秀二社長が朝日新聞のインタビューに応じ、2027年1月に米金融大手ジェフリーズ・フィナンシャル・グループと設立する日本株事業の合弁会社について、「5年以内に100億円規模の利益を確保したい」と述べた。

 親会社の三井住友フィナンシャルグループは9月、SMBC日興証券の日本株事業を切り出し、出資比率を最大20%に引き上げるジェフリーズと合弁会社を設立すると発表した。合弁によって海外のネットワークを強化し、国内の大企業が資金調達するために発行する株式を海外の投資家に売却することで収益拡大を図る。

 吉岡氏は近年の株価上昇を受けて、「日本株の人気はかなり高まっている」と説明。「ジェフリーズと一緒になることで日本株に投資しようと考えている海外の投資家を取り込める可能性が高い」と話した。

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