米投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメントは16日、アジア太平洋地域の代表に年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)で最高投資責任者(CIO)を務めた植田栄治氏を充てると発表した。11月中旬に就任する。

米アポロのアジア太平洋地域代表に就く植田栄治氏

植田氏は米ゴールドマン・サックスに約30年間在籍した後で、20年4月から5年間GPIFのCIOを担った。幅広い資産の運用に携わった経験や、リスク管理の知見をアポロでも生かす。

現在のアジア太平洋代表のマット・ミケリーニ氏は植田氏への引き継ぎ業務を経て、26年に「より広範な責務を担う新たな職務」に就くという。

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