
ニップン子会社でトマトなどを原料とする加工食品メーカーのナガノトマト(長野県松本市)は離乳食での利用も想定したトマトピューレ「国産うらごしトマト ミニパック」を11月4日に発売する。国産トマトを裏ごししてなめらかにすりつぶした商品で、食塩や砂糖は無添加だ。月齢5カ月ごろの子どもが食べることを想定しており、おかゆなど他の食材と合わせてアレンジすることも提案する。
持ち運びにも便利な使い切りタイプのスティック入りで、10グラムのスティックを5本セットで1箱にする。全国のスーパーやベビー用品店、同社の公式オンラインショップなどで売り出す予定だ。
同社の主力事業はトマトジュースやケチャップ、ナメタケの加工食品で、離乳食を想定した商品の販売は初という。離乳食用途だけでなく、少し成長した子どもや国産食材にこだわる大人からのニーズもにらむ。介護食としての利用も想定する。
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