ハイデイ日高はオーシャンシステムとFC契約を結んだ(17日、さいたま市)

ハイデイ日高は17日、新潟県地盤の食品スーパーのオーシャンシステムとフランチャイズチェーン(FC)契約を締結し、記者会見を開いた。26年4月に新潟市内に「日高屋」1号店を開業予定で関東地方以外での出店は初となる。駅前の一等地で出店を進めて新潟市内では中長期的に10店舗まで広げる。

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オーシャンシステムは東証スタンダード上場で低価格の食品スーパーや中華料理店などの飲食店を運営している。物流では群馬県にある自社工場からハイデイ日高の食材を仕入れて新潟県まで運ぶ。生野菜やコメなどハイデイ日高の基準を満たした場合には、新潟県で調達する。

ハイデイ日高の神田正会長は記者会見で「新潟県では駅周りの立地で中華食堂のような業態は意外と少ないためチャンスがある」と話した。

ハイデイ日高は社員が独立した際に契約する以外のFCは初めてとなる。契約書の作成から店舗展開までの順番などFC展開の仕組みを整えた。12月からはオーシャンシステムから3人を迎え店舗運営を学ぶ研修を実施する。ハイデイ日高は日高屋などを関東圏を中心に465店舗(8月末時点)を運営している。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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