
通販大手のアスクル(東京都江東区)は19日、身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」への感染が原因でシステム障害が起き、受注や出荷業務を停止したと発表した。サイバー攻撃とみられ、個人情報や顧客データの流出を含めた影響を調査している。
アスクルによると、システム障害は19日午前に発生し、法人向けの「ASKUL」や個人向けの「LOHACO」で受注・出荷業務を停止した。
注文を受けた出荷前の商品はキャンセルとするといい、アスクルは「一刻も早いシステムの復旧に受けた対応を行っている。復旧のめどが立ち次第、改めてお知らせする」としている。【遠藤龍】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。