イズミは独自開発のプライベートブランドの取り扱いを始める(広島市の店舗)

中国地方や九州でショッピングセンターなどを運営するイズミは20日、独自開発のプライベートブランド(PB)「ゆめイチ」の商品販売を9月11日に始めると発表した。物価高が長期化する中、価格訴求力の高い食品と日用品の品ぞろえを増やす。

グループの260店舗で取り扱う。価格訴求の「プライス」、通常価格の「レギュラー」、高付加価値の「プレミアム」の3種類をそろえる。まずは「プライス」の48品と「レギュラー」の2品から販売を始めて順次拡大する。

イズミは2024年に西友の九州事業を買収するなど、食品スーパーを成長の原動力に据えている。低価格なうえに粗利益率が高いPBで集客力を高める。10年後には食品のPB比率を10%まで引き上げる目標を掲げる。

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