
三井物産は21日、電気自動車(EV)のカーシェアリング事業を手掛けるカナダのカイトモビリティに出資したと発表した。投資額は非公表だが、数億円程度とみられる。カイトは集合住宅にEVを設置し、居住者が必要な時だけ利用できるサービスを提供する。三井物産はカーシェア事業のノウハウなどを取り込む。
カイトは2020年創業の新興企業。各住宅の運営会社と契約を結び、EV導入を支援する。25年内にカナダで18カ所の住宅にEVを配備する予定だ。三井物産から得た資金などをもとに不動産開発会社への営業を増やし、数年内に200カ所への導入を目指す。

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