21日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均の終値は、前日より218.16ドル(0.47%)高い4万6924.74ドルとなり、最高値を更新した。決算発表の内容が好感された企業を中心に、買いが広がった。
ダウ平均は一時400ドル超上昇し、4万7125.66ドルをつけて取引時間中の最高値も更新した。化学大手のスリーエム(3M)は21日に発表した2025年7~9月期決算の内容が市場予想を上回り、前日の終値より7.66%高、コカ・コーラは4.06%高で取引を終え、ともに大幅上昇となった。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)も21日に7~9月期決算を発表し、株価が前日の終値から一時16%超上昇した。関税の影響額が当初の想定よりも小さくなる見通しを示し、業績予想を上方修正していた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。