トンボ鉛筆が発売する「水性ゲルボールペン モノグラフライト」

トンボ鉛筆は23日、速乾性の高い水性染料ゲルインクを搭載したボールペンを30日に発売すると発表した。ペン先が同社従来品の1.3倍の長さで、細かい文字を書きやすいのが特徴だ。初年度は35万本の販売を目指す。

商品名は「水性ゲルボールペン モノグラフライト」。「ゲルボールペンは濃く軽く書けるが、にじみやすい」という学生の声に応え、裏抜けしにくいインクを開発。紙にしみこんだインクが浸透しにくい処方にした。筆記角度によってインクの排出量が変わりにくく、安定した線幅で書けるという。

2014年に発売したペン先の長いシャープペンシル「モノグラフ」の好評を受けて、21年に油性インクのボールペン「モノグラフライト」を発売した。今回、同シリーズで初めてゲルインクを採用した。

希望小売価格は220円で、リフィルは132円。ボール径は0.38ミリメートル(インクの色は黒)と0.5ミリメートル(黒、赤、青)を用意した。本体色はピンクや紫など5種類をそろえた。

【関連記事】

  • ・「MONO消しゴム」に初の色つきモデル トンボ鉛筆
  • ・トンボ鉛筆、シャーペン「モノグラフ」に新色 消しゴムも黒
  • ・トンボ鉛筆社長に福嶋氏 22年ぶり交代、創業家以外で初
BUSINESS DAILY by NIKKEI

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。