
電設資材などを手掛ける未来工業が23日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比8%減の21億円だった。資材費や人件費の高騰で建設コストが膨らみ、新築住宅の着工件数が伸び悩んだ。商業ビルや工場の新設も減少した。
未来工業の中島靖社長は「若い世代を中心に(住居の新築を)様子見する事例が多かった」と語った。売上高は3%増の229億円で過去最高だった。電設資材の価格転嫁が浸透し、販売単価が上昇した。
26年3月期の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比4%増の469億円、純利益が12%減の42億円を見込む。
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