報道陣に公開された新エリア「プラネットアクア・ポート」の「スペースシップ・ラボ」=大阪府枚方市で2025年10月23日、梅田麻衣子撮影

 大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で23日、25日にオープンする体験型アクアリウム「プラネットアクア・ポート」の報道陣向け内覧会があった。敷地面積約1000平方メートルの館内で200種類5000匹以上の水生生物を展示している。

 同施設は宇宙をテーマにした10のゾーンに分かれており、来場者が「宇宙船の乗客」となって音楽や光、香りなどさまざまな演出で臨場感を味わえるほか、フォトスポットなど「映(ば)え」を意識した展示になっている。

 ゾーン3の「スペースシップ・ラボ」では、人間と「宇宙魚」のようなイメージの魚たちが、交流し研究する宇宙船になっている。またゾーン7の「アンダーウォータースペース ルミナス」は古代遺跡が眠る神秘的な空間になっており、「エレファントナイフフィッシュ」など通常の水族館では主役にならないような魚たちが展示されている。

 同施設全体のプロデュースを手がけた「UWS ENTERTAINMENT」の宮沢雅教社長(47)は「子どもから年配の方までアートとアクアリウム、エンターテインメントが一緒になった非日常空間を楽しんでほしい」と話した。

 料金は入園料(中学生以上2000円、2歳~小学生1200円)。同エリアは別料金で2歳以上700円、フリーパスも利用可能。問い合わせは同パーク(0570・016・855)。【梅田麻衣子】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。