第一生命ホールディングス(HD)は24日、ホテルの開発や運営を手掛けるウェルス・マネジメントと資本業務提携すると発表した。同社の株式を議決権ベースで28.47%取得し、持ち分法適用会社とする。出資額は66億円程度とみられる。ホテル運営や不動産運用事業に共同で取り組む。
12月中にウェルス・マネジメントの株式を取得する見込みだ。ウェルス・マネジメントはホテル運営のほか、不動産投資や不動産売買のアドバイザリー業務を手掛ける。2025年3月期の売上高は約180億円、純利益は約11億円だった。
第一生命HDは丸紅と国内不動産事業を統合し、7月に共同出資会社の第一ライフ丸紅リアルエステートを立ち上げた。両社の不動産事業会社7社を新会社の傘下に移管し、不動産の運用事業や開発事業を展開する。
将来的にはウェルス・マネジメントへの出資比率を引き上げ、第一ライフ丸紅リアルエステートの傘下に置くことも視野に入れているという。
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