
25日に開幕するプロ野球・日本シリーズを前に、関西では阪神タイガースの日本一に備えたセールの準備が進む。阪神梅田本店(大阪市北区)などが優勝決定の翌日から複数日の展開を検討しているほか、阪急阪神ホテルズも大阪府内で展開するホテルでキャンペーンを実施する。リーグ優勝に続く「虎商戦」に向け、街が再び熱気を帯びる。
エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)は阪神梅田本店をはじめとするグループの百貨店のほか、「阪急オアシス」や「関西スーパー」などの食品スーパーでセールに向けた対応を進めている。リーグ優勝の際は阪神系の百貨店の店舗で7日間実施し、176万円の純金製メダルといった記念ロゴ入りの商品や福袋を取りそろえた。
阪急阪神ホテルズは「日本一記念キャンペーン」を開く。リーグ優勝時にはレストラン26店舗でドリンクを半額で提供するなどしており、同社は「ファンの皆さまより、日本一が決定した際にはもう一度実施してほしいと、大きな反響を頂いた」と説明した。
阪神タイガースの親会社である阪神電気鉄道も、日本一が決まった場合は「リーグ優勝時と同様に、ファンへの感謝を伝えたい」として、グッズ販売などを検討しているという。
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