日銀は29、30日に金融政策決定会合を開く。前回9月の会合に続き、利上げの是非が議題となる見通し。日銀は今年1月に続く追加利上げのタイミングを慎重に探っているものの、米国の高関税政策の影響をなお見極めるべきだとの意見が多数を占めるとみられる。金融政策は現状維持とする公算が大きい。

9月会合では高田創、田村直樹両審議委員が現状維持に反対。0.75%への利上げを提案したが、反対多数で否決された。今回も利上げの是非を巡り、突っ込んだ議論が交わされそうだ。

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