インターネットイニシアティブ（IIJ）は、ネットワーク機器を遠隔で一元管理する「IIJマルチプロダクトコントローラサービス」に、ネットワーク構成図を自動生成する新機能を追加したと発表した。23日から提供を始めた。
同サービスの設定情報を基に、ネットワーク構成図を自動生成・更新する新機能「ネットワークマップ」を追加した。拠点追加や削除などの変更情報を迅速・正確に反映し、拠点ごとのトラフィックやネットワーク機器の稼働状況を5分間隔で更新表示する。ネットワークの利用状況を一目で把握できる。通信量の異常や機器の稼働状況を即座に確認でき、障害発生時には影響範囲の特定や原因究明がしやすくなる。
従来のネットワーク運用では、運用担当者が手作業でネットワーク構成図を作成することが多く、拠点の追加や削除、機器構成の変更の管理が手間になっていた。更新ミスによる情報の不整合が起きると、ネットワーク全体の把握や障害発生時の原因究明に支障をきたすという課題があった。
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