サイボウズは27日、業務用アプリ開発ツール「キントーン」などで新たに作成したアプリについて、AI(人工知能)で社内ルールを順守しているかチェックする機能を搭載すると発表した。11月から順次広げる。
キントーンは簡単なプログラミングでアプリを作れる「ノーコード・ローコード」と呼ばれるツール。IT(情報技術)の専門知識がない人でも手軽に扱えるのが強みだ。
これまではアプリが社内のルールに沿って作られているかなどをチェックする機能がなかった。個人情報の管理方法などの規則をあらかじめ登録しておくことで、プログラムが適正に組まれているかをAIが審査する。
キントーンのほか、同社が展開するクラウドサービスの「サイボウズ Office」と「Garoon(ガルーン)」でも展開する。
新たなチェック機能は当面の間は追加料金は取らない。同社によると、今後の利用状況に応じて有料化を検討していく。
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