
ハルメクホールディングス傘下のハルメクは27日、「ハルメクのおせち 2026」のメディア向け試食会を開いた。1段目に2つの小さい重箱を重ねる「銘々重」にしたモデルの受注は前年比8割増で推移する。従来は同じ大きさの重箱を重ねる形式だったが、小分けにすることでおせちを少人数で食べる傾向に対応した。
銘々重の「プレミアムおせち福寿」は最大6人前まで対応し、1人前は1万1000円、6人前は5万5800円で販売する。そのうち2人前は銘々重で提供する。定番の黒豆やだて巻きのほか、洋食のローストビーフも取り入れた。一部メニューは料理研究家の横山タカ子氏が監修した。8月22日から予約を受け付けている。
開発を担当したハルメクの橋本幸恵氏は「おせちを少人数で食べることが増えており、箱を分けて食べやすいようにした」と話す。おせちはハルメクの食品事業の売上高の半分を占める主力商品。今年のおせちの販売額は前年比で6〜7%増を見込む。
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