高級レストランなどを手掛けるひらまつは27日、台湾南部で百貨店などを展開する小売り大手の大統百貨企業と飲食店やホテルなどの出店に関する基本合意書を結んだと発表した。大統百貨企業が持つ百貨店などの施設を活用し、2031年3月期までに飲食店やホテルなど最大5店舗の出店を目指す。
第1弾として27年までに大統百貨企業が持つ百貨店内に1号店を出す。現地の富裕層をターゲットに、客単価1万円程度の飲食店を想定する。出店形態やブランドは今後詰める。飲食店のほか、ホテルや結婚式場の複合型施設の出店も検討する。
ひらまつはフランス料理の「ひらまつ」やイタリア料理の「リストランテASO」といった飲食店のほか、ホテルや結婚式場を運営する。台湾のほか、香港、シンガポールへの進出も目指している。
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