NTT東日本とOKIは、複数メーカーの自律搬送ロボット（AMR）を統合管理する「マルチベンダー搬送ロボット統合管理システム」などによる生産体制の実証実験を11月4日から始めると発表した。同システムと、特定区域での高速通信規格「ローカル5G」よる位置測位データを活用し、人・モノ・AMRの配置や作業工程の最適化を検証する。
今回の実証では、ローカル5Gを用いたAMR制御の安定運用の検証や、AMRの稼働率向上に向けた統合管理システムによる作業代替率の検証、ローカル5Gで取得した人・モノ・AMRの位置情報を用いて生産リードタイムを短縮する方法の検討などを行う。OKIの本庄工場で、2026年1月30日まで実施する。
NTT東日本は、プロジェクト全体の統括・推進やローカル5Gの環境構築、位置測位システムを実証。OKIは実証フィールドの提供や統合管理システムの実証、現場最適化支援システムの実証を担当する。
今回の取り組みは、総務省の2024年度補正予算「地域社会DX推進パッケージ（先進無線タイプ）」に採択されている。
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