住友電工が住友理工を完全子会社化する

住友電気工業は30日、自動車用の防振ゴムやホースを手掛ける住友理工を完全子会社にすると発表した。現在間接も含め50・81%の株式を保有しており、TOB(株式公開買い付け)などで全株式の取得をめざす。電気自動車(EV)の伸長など自動車産業が変革期にあり、経営判断のスピードを高めて新規事業などに取り組む。

TOB価格は1株当たり2600円で、買い付け期間は10月31日から12月15日まで。TOBが成立すれば住友理工は上場廃止となる見通しだ。

住友理工は30日、TOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨すると発表した。

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