ローソンが発売する「クリームたっぷり! ふわもち冷やしクリームパン(カスタードホイップ)」

ローソンは21日、冷やして食べるクリームパンを発売すると発表した。冷たくしても生地が固くならないように焼き加減などを工夫した。パン商品は水分を吸収して口内がパサつきやすいため、夏場に売り上げが伸び悩む傾向がある。デザート感覚で楽しめるようにし、弁当や麺類などとの買い合わせ需要を取り込む。

商品名は「クリームたっぷり! ふわもち冷やしクリームパン」。26日から「カスタードホイップ」(181円)と「チョコホイップ(生チョコ入り)」(192円)の2品目を売り出す。クリームを多めに入れて水分量を増やし、清涼感を感じられるようにした。消費期限は4日間とし、凍らせてアイス風にしても楽しめる。

同社が5月に神奈川県の20店舗で検証的に販売したところ、当初の目標を2割ほど上回る数量を売り上げた。昼間に弁当などとの買い合わせが多く、他のデザート商品に比べて40代前後の男性客の購入が目立った。冷たい商品群の販売が伸びる夏場に投入し、デザート全体の売り上げを前年比15%押し上げる効果を見込む。

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