
東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランド(OLC)が30日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比6%増の483億円だった。ホテル事業で客室単価が上がり収益が伸びた。
ホテル事業が業績をけん引し、売上高は6%増の3161億円、営業利益は8%増の682億円だった。ホテル事業の売上高は12%増の561億円、営業利益は41%増の175億円だった。売上高、営業利益ともに4〜9月期として過去最高になった。ディズニーホテルの平均客室単価(ADR)は9%増の6万6806円だった。
テーマパーク事業の営業利益は微減だった。入園者数は微増の1224万8000人。客単価は5%高い1万8196円と過去最高になった。有料の優先入場券「ディズニー・プレミアアクセス」の利用が好調などでアトラクション・ショーの収入は増えたが、人件費や諸経費の増加が重荷となった。
26年3月期の通期予想は売上高が前期比2%増の6933億円、純利益が9%減の1133億円とする従来予想を据え置いた。霜田朝之執行役員は同日の記者会見で「下期は収益性の高い時期だ。しっかり目標を達成し、通期業績予想の達成につなげたい」と話した。
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