
日産自動車は30日、2026年3月期の連結営業損益が2750億円の赤字(前期は697億円の黒字)になる見通しだと発表した。従来予想では未定としていた。関税影響が2750億円のマイナス要因としている。最終損益については、引き続き未定とした。
あわせて25年4〜9月期の最終損益が2300億円の赤字(前年同期は192億円の黒字)になったようだと発表した。従来は未定としていた。営業損益は300億円の赤字(前年同期は329億円の黒字)となる。従来予想(1800億円の赤字)からは赤字幅縮小する。環境規制関連費用の減少に加え、一部の研究開発プロジェクトの実施を先送りしたため。
日産は11月6日に25年4〜9月期決算発表を予定している。
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