トヨタ自動車系の豊田自動織機は31日、フォークリフト用エンジンの認証問題を巡り米国で起こされた集団訴訟に関して、和解すると発表した。和解金の見込み額は2億9950万ドル(約445億8900万円)で、2025年4〜9月期の連結決算に計上した。無償点検を提供することも明らかにした。

豊田織機は21年に北米向けフォークリフト用エンジンの一部機種で認証過程での不備が発覚し、搭載車種の出荷を停止した。24年9月に豊田織機と子会社2社が集団訴訟を提訴された。

豊田織機は31日「米国向けフォークリフト用エンジンに関する米国連邦およびカリフォルニア州当局による調査、ならびに当局との協議は継続しており、引き続き対応する」と記した。

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