
大塚ホールディングスは31日、2025年12月期の連結事業利益(国際会計基準)が前期比5%減の4100億円になる見通しだと発表した。従来予想(7%減の4000億円)から100億円上方修正した。抗精神病薬「レキサルティ」の販売が想定より好調に推移する。想定為替レートを円安方向に見直したことも利益を押し上げる。
売上高にあたる売上収益は4%増の2兆4200億円を見込む。400億円上方修正した。売上収益や事業利益は上振れするが、減損損失が発生したため、前期比4%減の3300億円とする純利益予想は据え置いた。
同日発表した25年1〜9月期の連結決算は、売上収益が前年同期比5%増の1兆8187億円、純利益が55%増の2976億円だった。
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