群馬県は「Gunma×EIT グローバルアウトリーチプログラム」を通じて新規事業の立ち上げを促す(21日、群馬県庁)

群馬県は県内企業と欧州のベンチャー企業とを結び、新規事業の創出を促す取り組みを始動した。県は2025年4月から欧州連合(EU)の科学振興機関である欧州イノベーション・技術機構(EIT)と連携し、プログラムを用意して参加企業を募ってきた。21日には県庁で日本から選ばれた6社・団体が協業で挑戦するテーマについて発表した。

日本から参加するのはOKI(沖電気工業)高崎事業所(高崎市)、栗原医療器械店(太田市)、群馬県繊維工業技術振興会(桐生市)、太陽誘電R&Dセンター(高崎市)、ミツバ(桐生市)、三菱鉛筆群馬工場(藤岡市)。9月末までに参加する欧州のベンチャー企業を選び、11月にも対面のマッチングを行う。

日本貿易振興機構(ジェトロ)ロンドン事務所の蒲田亮平次長は「脱炭素や半導体など新技術での強みを打ち出すことで欧州のスタートアップとの協業につながりやすい」と指摘する。

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