繊維、流通などの労働組合で構成するUAゼンセンが、2026年春闘で6%の賃上げを要求する方針を固めたことが31日、分かった。このうち、基本給を底上げするベースアップ(ベア)は4%で、いずれも25年春闘と同水準。パート従業員は7%、時給換算で前年より5円高い85円を目安に引き上げを求める。

賃金水準が低い組合も、格差是正分として1%程度上乗せする。生活必需品の価格高騰が続く中、雇用形態や企業規模による格差を是正し、賃金の底上げにつなげる。

UAゼンセン本部=東京都千代田区

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