 
      農林水産省は31日、全国のスーパー約1000店で10月20~26日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格(税込み)が前週から43円低下し4208円になったと発表した。2週ぶりの値下がりだが、4000円台は8週連続となった。
種類別の平均価格(5キロ)は、「銘柄米」が前週より22円値上がりして4523円。集計を開始した今年2月3日の週以降で、過去最高を更新した。上昇は12週連続。
政府備蓄米を含む複数銘柄を混ぜた「ブレンド米」などは3495円で、前週から108円低下した。販売数量に占めるブレンド米などの比率は31%で、前週より3ポイント上がった。
農水省が別にまとめた、随意契約による備蓄米販売店舗における5キロ当たりのコメの平均価格は、前週より26円高い3492円。随意契約の備蓄米のみは、13円低い2048円だった。
また随意契約での備蓄米の販売数量は、26日までの累計で17万8023トン。都道府県別では東京都が1万5953トンで最も多く、最少は秋田県の256トンだった。【渡辺暢、中津川甫】
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