北海道電力は31日、2026年3月期の連結純利益が前期比56%減の280億円になる見通しだと発表した。従来予想は260億円だった。子会社の北海道電力ネットワーク(札幌市)が10月から託送料金単価を値上げした影響を織り込み、上方修正した。

売上高は4%減の8680億円、営業利益は25%減の570億円を見込む。従来予想より売上高は50億円、営業利益は30億円を上方修正した。託送料金値上げは経常利益ベースで50億円の増益要因となる。

同日発表した25年4〜9月期の連結決算は売上高が前年同期比1%減の4119億円、純利益は12%減の448億円となった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。