コープさっぽろは道内で109店舗を展開する(6月、北海道江別市)

コープさっぽろ(札幌市)は有料レジ袋に使うコメ由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン」の原料を北海道東川町産の資源米に絞った。21日から新たなレジ袋が順次店舗へ導入されている。コープさっぽろは2023年から、国内複数産地の食用に適さない古米や精米時に発生するくず米などを原料としたライスレジンを使ったレジ袋を販売してきた。

コープさっぽろは全国の食品スーパーに先駆け08年にレジ袋の有料化を実施。24年度のレジ袋辞退率は9割弱まで高まっている一方、足元でも年間約860万枚のレジ袋が利用されている。東川町でゴミ袋など向けのバイオマス原料として栽培されている資源米を活用し、地産地消と環境負荷の低減を両立させる。

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