三井アウトレットパーク福岡(仮称)のイメージ

三井不動産と福岡地所は5日、2024年8月に閉館した福岡市西区の商業施設「マリノアシティ福岡」の跡地にアウトレット施設「三井アウトレットパーク」を建設すると発表した。国内外のブランドや飲食店など約200店舗が出店し、27年春の開業を目指す。

マリノアは福岡地所が九州初の本格的なアウトレット施設として2000年に開業した。物販や飲食など約160店舗が入居し、観覧車「スカイホイール」もシンボルとして親しまれていた。

「マリノアシティ福岡」の跡地にはフェンス越しに工事車両が見える(1日、福岡市西区)

その後、福岡市内に新たな商業施設が次々と開業し、競争が激しくなった。18年に三菱地所の「マークイズ福岡ももち」(同市中央区)などが開業したことで集客力が低下し、施設も老朽化しており、24年8月に閉館した。

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