BIPROGYグループは、オンプレミス（自社保有）とクラウドによるハイブリッド環境での情報システムのID管理の強化を支援するサービスを開始したと発表した。両環境のIDを包括的に保護・監視し、利用企業の業務環境の安全性と利便性を高める。
新サービスの名称は「IDセキュリティー強化パック」。米マイクロソフトのID管理のセキュリティーサービス「Microsoft Defender for Identity」と「Microsoft Entra ID Protection」を活用し、オンプレミスとクラウドのシステムのIDを包括的に保護・監視する。
具体的には、利用者情報の管理システム「Active Directory」へのサイバー攻撃をリアルタイムで検出・監視し、迅速な対応を可能にする。また、リスクのある利用者やサインインを検出し、多要素認証の強制やパスワード変更などの自動対応を実施する。さらに、アクセス時のリスク評価に基づいて認証を行う。
導入は最短2カ月での運用開始が可能で、要望に応じて個別カスタマイズなどにも対応する。
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