インスタントカメラ「チェキ」も好調だ

富士フイルムホールディングスが6日発表した2025年4〜9月期の連結決算(米国会計基準)は、純利益が前年同期比9%増の1202億円だった。事前の市場予想平均(QUICKコンセンサス、1132億円)を上回り、この期間としては最高益を更新した。デジタルカメラや半導体材料が好調に推移した。売上高は4%増の1兆5723億円、営業利益は17%増の1584億円だった。

26年3月期の業績予想は売上高を前期比3%増の3兆3000億円と、従来予想から200億円引き上げた。カメラなどの販売が想定よりも好調に推移する。純利益は微増の2620億円とする従来予想を据え置いた。

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