アクセンチュア社長に就任する浜岡大常務執行役員

アクセンチュアは6日、浜岡大常務執行役員(50)が12月1日付で社長に就く人事を発表した。江川昌史社長(60)は代表権のある会長に就く。社長交代は約10年ぶり。経営陣の若返りを図り、人工知能(AI)を軸とした顧客支援サービスを通じた業績拡大を目指す。

浜岡氏は1998年にアクセンチュアに入社後、小売業界を中心とした顧客向けに経営戦略の立案支援を手がけてきた。アクセンチュアが持つコンサルティングからシステム開発、デジタルマーケティングなどのサービスを横断的に活用した変革プロジェクトを得意とする。

アクセンチュアは現在、生成AIを活用した変革支援に力を入れる。現在、売上高全体の4割程度がAIやデータに関連したもので、今後数年で7〜8割程度まで拡大する見通しだ。新経営陣の下、AI関連ビジネスの拡大に向けて一段とアクセルを踏む。

はまおか・だい 1998年(平10年)慶大商卒、アクセンチュア入社。21年執行役員、23年から常務執行役員。東京都出身。

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