北海道産の冷凍ホタテ6トンが日本から中国に出荷され、輸出が再開されました。中国は2023年8月から日本産水産物の輸入を全面的に中止していましたが、今回の出荷はその後初めてです。10日にはナマコの出荷も始まります。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「日本産ホタテの中国向け輸出再開」を解説します。
Q 日本のホタテが中国に出荷されたって聞いたよ。どうしてニュースになっているの?
A 北海道産の冷凍ホタテ6トンが中国に出荷され、2023年8月以来初めて日本産水産物の輸出が再開されたからです。
Q どうして中国は日本の水産物を止めていたの?
A 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出が理由で、中国は日本産水産物の輸入を全面的に中止していました。
Q 輸出が再開されたのはいつだったの?
A ホタテは5日に日本を出発しました。
Q どんな会社が中国にホタテを送っているの?
A トリチウムなどの放射性物質の検査を経た3事業者だけが、6日時点で中国に輸出することができています。
Q 日本の政府はどう対応していたの?
A 高市早苗首相は10月末に韓国で中国の習近平国家主席と初めて会談し、円滑な水産物輸入再開などを求めていました。
Q 他の水産物はどうかな。
A 鈴木憲和農相は7日の記者会見で、青森県産の塩蔵ナマコ約600キロについても10日に出荷する見通しを明らかにしました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。