
ダイフクは京都市に新たな研究開発拠点「京都Lab」を開設したと発表した。無人搬送車(AGV)の制御技術や半導体搬送装置のソフトウエアなどを開発する。同社は物流機器に使う人工知能(AI)技術の開発に向け、人材採用に有利な都市部で拠点を増やしている。
京都Labは京都市東部の地下鉄東西線「東山」駅近くのオフィスビルに設けた。まず約20人のエンジニアなどが勤務する。新規採用も合わせて2027年度には90人体制にする。AIがロボットや機械を自律的に制御する「フィジカルAI」などの研究開発に力を入れるという。
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